不動産買取で重要な必要書類3種を解説!概要と紛失時の取り寄せ方は?
不動産の買取には、物件についての権利関係や詳細事項を確認するため、さまざまな書類が必要になります。
そのほとんどは、購入時の「売買契約書」や「重要事項説明書」、「建築確認済証」、「建築確認済証(検査済証)」など、購入時に受け取り、大切に保管している書類です。
ここでは、不動産の権利関係などを確認するために特に重要な「登記済権利書」「固定資産税納付通知書」「土地測量図面や境界確認書」について解説します。
不動産買取の必要書類①登記済権利書(登記識別情報)
登記済権利書(登記識別情報)は物件の登記名義人が所有者であることを証明する書類のことで、「権利書」とも呼ばれます。
平成18年以前は登記済権利書が発行されていましたが、それ以降は登記識別情報に順次変更されています。
権利書は物件購入後、登記完了時に法務局から交付されます。
紛失してしまった場合の再発行はできませんが、本人確認情報を司法書士に作成してもらうことで売却することができます。
●紛失の際の本人確認情報作成費用:3~5万程度
不動産買取の必要書類②固定資産税納付通知書
固定資産税納付通知書(固定資産税評価証明書)は不動産の詳細を確認する書類の1つで、毎年4月ごろに自治体から届きます。
固定資産税・都市計画税を計算するために必要です。
固定資産税は1月1日時点の物件所有者に対して1年分が課税されるため、売買時期に応じて、買主と売主でそれぞれの固定資産税額負担を調整します。
また、移転登記手続きの際にかかる登録免許税を算出するためにも必要になります。
固定資産税納付通知書は最新のものを準備しましょう。
固定資産通知書を紛失した場合は、市区町村の役所で固定資産評価証明書を発行しましょう。
●紛失の際の費用: 固定資産税・都市計画税併せて400円程度(自治体による)
不動産買取の必要書類③土地測量図面や境界確認書
売却する土地の大きさや境界を明らかにする書類で、土地や一戸建てを売却する際に必要となります。
隣地との境界線を明確にすることはトラブルなどを避けるためにも重要なポイントです。
土地や一戸建てを購入したときに受け取って保管しているはずですが、紛失した場合は測量士や土地家屋調査士に作成を依頼します。
●紛失の際の測量費用:確定測量で60~80万円
まとめ
不動産買取に必要な書類のうち特に重要な3種類の書類について解説しました。
いずれも 紛失した場合は事前に準備しておくことが必要なので、不動産買取を検討するなら、余裕をもって確認しておきましょう。
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