残置物とは何か?残置物を残したまま不動産を売却する方法とは

不動産売却

吉田 達範

筆者 吉田 達範

不動産キャリア12年

不動産に関するお悩みは、お気軽にご相談ください。必ずお役に立てると思います。

残置物とは何か?残置物を残したまま不動産を売却する方法とは

残置物とは何かをご存じでしょうか。
簡単に言えば、以前住んでいた住人がそのまま残していった私物のことを指します。
今回は、残置物について理解を深め、残置物でどのようなトラブルが起きるのか、また残置物を残したまま不動産を売却する方法についても解説します。
ぜひ最後までお読みください。

弊社へのお問い合わせはこちら

残置物とはなにか

冒頭でもご紹介しましたが、残置物とは以前住んでいた住人がそのままの状態にした私物のことです。
処分をされず、新たな家に持っていくこともされなかったため、家に残ってしまったものです。
原則として残置物は、売主が持ち帰ったり処分をしたりしなければなりませんが、事情により処分をすることが難しい場合もあります。

不動産売却時に残置物を残すと起こるトラブルとは?

残置物を残すと起こるトラブルは主に2つあります。

1つ目のトラブルは、売主が処分できないので買主が処分を強制されることです。
売主が残置物の処分を放棄してしまい、買主が残置物の処分費用を負担し、所有権が放棄されていなければ民事執行法に基づいた処理をしなければなりません。
そうなると買主の負担がかなり大きくなってしまいます。

2つ目のトラブルは、エアコンを残す必要があるかどうかです。
エアコンを残すかどうかを決める権限は、売主にあります。
新しい家に持って行っても良いし、今の家につけたままでも良いです。
ただ、どちらの場合であっても買主と売主の間で、話し合いをして決めておく必要があります。

買主がエアコンがついていると思って入居したら、売主が新しい家にエアコンを持って行ってしまったというトラブルが起こる可能性があります。
話し合いをして、双方の利害が一致する解決策を出しましょう。

不動産売却の際に残置物を残す方法とは?

不動産買取を利用すると、残置物を残したまま不動産売却をおこなうことができます。
不動産買取では、不動産会社に物件を買ってもらうことになりますが、買い取ってくれる不動産会社が残置物の処分をしてくれることがあります。

ただ、残置物の処理費用が買取価格に影響を与えるので、可能な分は自分で処分をすることが大切です。
なるべく無駄な費用がかからないように注意しましょう。

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございました。
残置物とは何か、残置物を残す際に起きるトラブル、残置物を残したまま不動産売却をする方法についてご紹介しました。
不動産を売却する際は、今回の内容をぜひ参考にしてください。
私たち株式会社TATSUは、神奈川県央・大和市を中心に不動産の買取などをおこなっております。
お客様のご要望に真摯にお応えいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓

弊社へのお問い合わせはこちら


”不動産売却”おすすめ記事

  • 住宅ローンが返済不可になったら?対処法や任意売却についてご紹介の画像

    住宅ローンが返済不可になったら?対処法や任意売却についてご紹介

    不動産売却

  • 農地を売却しづらい理由とは?売却方法と費用についても解説の画像

    農地を売却しづらい理由とは?売却方法と費用についても解説

    不動産売却

  • 不動産売却における法人と個人の税金の違いとは?計算・節税方法をご紹介の画像

    不動産売却における法人と個人の税金の違いとは?計算・節税方法をご紹介

    不動産売却

  • 不動産売却時に売却相場を決めるうえで必要な固定資産税評価額についての画像

    不動産売却時に売却相場を決めるうえで必要な固定資産税評価額について

    不動産売却

  • 空き家を売りたいときに選択できる売却方法とは?かかる費用もご紹介!の画像

    空き家を売りたいときに選択できる売却方法とは?かかる費用もご紹介!

    不動産売却

  • 雨漏りしている家は売却が難しい?告知義務の必要性や売却方法についても解説の画像

    雨漏りしている家は売却が難しい?告知義務の必要性や売却方法についても解説

    不動産売却

もっと見る