不動産をリノベーションするときの費用や期間とは？
マンションや戸建てなどの不動産を購入するにあたり、リノベーションを検討される方は少なくありません。
ただ、現実に実行へ移すとなると、どれくらいお金がかかるのか、どの程度工事に時間がかかるのかも気になるところでしょう。
本記事では、不動産のリノベーションとはどのような工事なのか、費用や期間の目安も併せて解説します。
不動産のリノベーションとは
不動産のリノベーションとは、簡単にいえば建物の大規模な刷新工事です。
「リフォームとは違うの？」と思った方もおられるでしょうが、リフォームとは部分的な修繕や増改築のことを指します。
一方、リノベーションは建物全体に手を加え、今までになかった付加価値を加えます。
場合によっては、骨組みだけのスケルトン状態にすることも珍しくありません。
デザインを一新するだけに留まらず、機能性や快適性をも向上させるのが、リノベーション工事です。
不動産のリノベーションにかかる費用
マンションでは、平米あたり15万円前後になるケースが多く、戸建てでは25万程度が目安です。
発生する費用の内訳としては、設計デザイン費や解体費、造作費、設備工事費、材料費などが挙げられます。
先ほどの費用はあくまで目安であるため、そこは注意が必要です。
実際には、工事を依頼する業者や採用するデザイン、新規に投入する設備機器の価格などで、最終的な金額が変わります。
どれくらいの金額になるのか知りたいのなら、とりあえず見積もりをしてもらいましょう。
見積もりまでなら、ほとんどの業者において無料で実施してもらえます。
業者を選ぶときは、価格だけでなく提案力やデザイン力などもチェックしつつ、相見積もりで比較しながら選びましょう。
不動産のリノベーションにかかる期間
これもケースバイケースですが、中古マンションをフルで工事するのなら、半年程度は見ておきましょう。
設計や仕様を決めるのにだいたい2～3ヶ月を要し、工事に3～4ヶ月ほどの期間がかかります。
戸建ては、半年～8ヶ月ほどが目安です。
依頼する業者や採用する設計、仕様などによって、期間は大きく変わってきます。
工事中は仮住まいで生活することになるため、事前にどれくらいの工期を要するのか必ず確認しましょう。
