賃貸借した倉庫のリノベーションとは?改装するメリットや費用の相場を解説
近年、倉庫の賃貸物件を、倉庫として使うだけでなくリノベーションして活用を検討する方が増えています。
しかし活用に適した方法やメリットなどを知らないと、工事の方向性を決められず、活用が難しくなってしまうでしょう。
この記事では賃貸借した倉庫のリノベーションとは何をするのか、活用をするメリット、費用の相場について解説していきます。
倉庫のリノベーションとは?
倉庫リノベーションとは、もともとは倉庫として使われていた物件を、他の用途の建物にする方法でコンバージョンとも呼ばれます。
倉庫の活用方法の1つは、カフェやレストランなどの店舗として活用する方法です。
物を置く広い空間は店舗として活用できる幅が広く、飲食店だけでなく習い事教室や小売店など、外観や内装を重視した店舗に適しています。
また広い空間を活かすなら、オフィスとして活用する方法もあり、天井が高い建物なら1階と2階に分割して利用できるでしょう。
そしてリーズナブルな価格で広い空間を確保し、内装を変えて住宅として利用する方もいます。
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倉庫リノベーションのメリット
倉庫を賃貸借してリノベーションするメリットとは、まず間取りを自由に決められる点です。
建物全体が大きな空間となっているため、間仕切りなどがなく、改装する際の自由度が高くなります。
次に、通常の中古物件の改装と比べて工事費用が安い点もメリットです。
間仕切りなどがないため解体する費用が節約でき、賃貸ならば中古物件を購入するより費用がかからないなど、費用面でのメリットが多くあります。
最後に間取りやデザインの自由度が高く、オリジナリティを出しやすい点も、店舗として活用する予定の方にとっては利点となるでしょう。
一般的な住宅に比べて天井が高い建物が多く、個性的な間取りや開放的な空間を演出するなど、さまざまな活用方法があります。
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倉庫リノベーションの費用相場
倉庫リノベーションにかかる費用の相場を把握しておくと、内装や設備にかけられる費用の計算がしやすくなります。
内装工事だけならば、工事は比較的簡単で500万円から700万円ほどが一般的な相場です。
ガスや水道をとおすなどのインフラ工事が必要となるなら、500万円から1500万円ほどが必要となり、設備の質を上げるなら2000万円ほどが目安になります。
住宅にリノベーションする場合は、インフラ工事などが必要となり、1000万円から2000万円ほど用意しておきましょう。
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まとめ
賃貸や購入をした倉庫をリノベーションして活用するなら、店舗や住宅などさまざまな活用方法があります。
間仕切りなどがなく間取りを自由にデザインでき、一般的な中古住宅を購入して改装するよりも、オリジナリティの高いデザインが可能です。
改装工事にかかる費用はインフラ工事の必要性の有無や、設備のグレードなどによって変わるため、工事を依頼する前に確認しておきましょう。
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