不動産売却における買取とは?向いている方の特徴と注意点をご説明!
古くて買い手が見つかりにくい物件や売却を急ぐ場合の選択肢のひとつに、買取があるのをご存じでしょうか。
今回は、不動産売却における買取とは何か、向いている方の特徴や実際に利用するときの注意点をご説明します。
土地や建物の売却を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
不動産売却における買取とは?
買取とは、不動産会社が直接物件を買い取るやり方であり、仲介による売却と異なるのは買い手を探す必要がないところです。
買い取った不動産は、リフォームやリノベーションをおこなったのちに、再び売りに出します。
また「即時買取」と「買取保証」の2種類があり、それぞれにポイントがあります。
即時買取は、最短で1週間ほど、最長でも1か月以内に売却が完了し、仲介手数料の請求がないことが特徴です。
一方、買取保証では、買取の前に一定期間の仲介による売却活動がおこなわれます。
このように不動産を売るにはいろいろな方法があり、状況に合わせてうまく使い分けましょう。
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どういった方が不動産買取に向いているの?
すぐに現金を手に入れたい方や売れにくい物件を抱えている方は、買取をおすすめします。
たとえば、転勤や離婚などですぐに不動産を手放す必要に迫られているのであれば、仲介よりも買取がおすすめです。
また、古い家や事故物件など、通常では買い手が見つかりにくい不動産を売却したい方にも向いています。
売りに出してから1年以上売れ残ってしまっている物件も、買取を検討したほうが良いでしょう。
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不動産買取を利用するときの注意点とは
買取の注意点には、一般的な売却相場の6割から8割の価格で買い取られることが挙げられます。
築年数が経過していたり設備などに難があったりする物件だと、5割未満の価格になってしまうこともあるでしょう。
また、あまりに立地条件が悪いなど、リフォームをおこなっても売れそうにないと判断された物件は、買取ができない場合があることも注意点のひとつです。
そして、買い取ってもらう前に、住宅ローンがいくら残っているかを確認しなければなりません。
住宅ローンが完済されていれば問題ないのですが、まだ残っている場合は抵当権が設定されたままであるからです。
抵当権が設定されている場合、ローン残債よりも高く買い取ってもらうか、差額を自己資金から出さなければなりません。
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まとめ
売りにくい物件の売却やすぐに現金化したい場合は、買取という売却方法をお選びいただけます。
売却活動をおこなって買い手を探さなければならない仲介よりも、早く売れる方法です。
ただし、相場より低い価格で買い取られることや、物件の状況によっては買い取れない場合もあることに注意しましょう。
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