袋小路にある家は売却できる？売却価格への影響や売却方法を解説！

家の売却をしたいと思っていても、袋小路だからといって諦めてしまっていませんか。
こちらでは、袋小路の家とはどのようなものなのか、また売却価格への影響などを解説していきます。
売却方法についてもご紹介するので、これから不動産の売却を検討している方はぜひチェックしてみてください。

家の売却の前に～袋小路とはどんな土地なのか～

道路が行き止まりになっている状態を袋小路と言います。
このような立地のメリットは、通行する人が居住者か来客者しかいないので、子どもがいる場合、家の前で遊んでいても安心です。
また、交通量も少ないので、排気ガスや騒音も気になりません。
不審者にも気が付きやすいでしょう。
周囲の視線が気にならないのもメリットです。
デメリットとしては、車の切り返しができず出し入れが難しいことです。
安心しておしゃべりができる環境のため、周囲の人が集まりやすくご近所付き合いが苦手な方にとってはデメリットに感じるでしょう。
火災や地震などの災害時に避難しにくいというのもデメリットです。
逃げ道が少ないので、袋小路の入り口で災害が発生すると避難が困難になります。

袋小路にある家の売却価格への影響とは

土地の特徴から購入後に自由に建て替えることができません。
解体して建て替えようと思っても、建築基準法の接道義務に引っかかってしまい、再建築できない可能性もあります。
ただし、内装を変えたいと思えば、リフォームで対応可能です。
また、接道義務を満たせば解体し、建て替えもできます。
接道義務を満たすための手続きには、手間や費用がかかるので注意しましょう。
そのため、売却においてはなかなか買い手が見つからないという影響があります。
接道義務を満たしていなければ評価が下がってしまい、価格が大幅にダウンしてしまう可能性も避けられません。

袋小路にある家を売却する方法とは

マイナスの印象が強い袋小路にある家ですが、売却する方法はあります。
まずは隣の土地を買い取って再建築可能にするという方法です。
隣の土地を買い取ることで、未接道を解消することができます。
これにより再建築可能になり、売却しやすくなるのです。
また、更地にしてしまうのも一つの方法です。
建物を解体して更地にしたら、隣人へ売却するのが良いでしょう。
袋小路の土地は新しく家を建てたり、駐車場として貸したりするのも難しいので、そのままの場所では土地の価値が下がってしまいます。
しかし、隣人であれば土地を広げたい、接道義務を満たしたいという望みをかなえられます。
隣人にとってはメリットがある土地になるのです。

まとめ

袋小路にある家は、一般的な不動産相場価格よりも安くなりがちで、売却しにくいのが実情です。
しかし、売却方法を工夫することで売れる可能性もあります。
袋小路の家の売売却でお困りの方は、専門知識のある不動産会社に相談してみましょう。
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お客様のご要望に真摯にお応えいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
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