空き家の解体工事にローンは利用できるか?ローンの種類や注意点も解説

空き家の解体工事にローンは利用できるか?ローンの種類や注意点も解説

建物の解体工事をおこなうには、費用の問題をクリアしなければなりません。
資金の用意が難しいなどの理由で、解体工事にもローンが利用できたら良いのにと思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、空き家の解体を検討している方に向けて、解体工事にローンは利用できるのか、ローンの種類と利用する際の注意点について解説します。

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空き家の解体工事にローンは利用できるのか

空き家の解体工事の費用は、現金だけでなくローンでの支払いも可能です。
解体業者への支払いは現金で一括払いのことが多く、分割やクレジットカード払いに対応している業者は少ないのが現状です。
そのため、解体費用のローンの需要が高く、金融機関の多くが解体工事用向けのローンを取り扱っています。
解体費用の目安は、建物の種類などさまざまな条件によって左右されますが、建坪30坪ほどの一般的な木造一戸建てであれば、120万~180万円です。
また、塀や門などの外構物の解体もおこなう際は、さらに費用が上乗せされます。

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空き家の解体工事で利用できるローンの種類

空き家の解体で利用できるローンには、住宅ローン・解体ローン・プロパーローンなどがあります。
住宅ローンは、家の建て替えにともなう解体工事で利用が可能です。
一般的なローンよりも金利が低く、返済の負担が抑えられる点が住宅ローンのメリットです。
一方、解体ローンであれば、解体の目的に関係なく利用できます。
金利が低く、住宅ローンのような担保や保証人がいらないことも解体ローンのポイントです。
そして、プロパーローンは金融機関が同時に用意しているローンで、無担保ローンとも呼ばれています。
解体ローンと同様に担保や保証人は必要なく、保証会社ではなく金融機関の審査によって融資の可否が決まるローンです。

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空き家の解体工事にローンを利用する際の注意点

空き家の解体工事にローンを利用する際の注意点には、時間がかかることが挙げられます。
利用する際は、時間がかかることを見越したうえで、工事開始から逆算して手続きを始めたほうが良いでしょう。
また、ローンの審査を受けるために必要な書類のひとつに「見積もり書」があります。
解体業者に現地調査を依頼して、解体費用の見積もり書を作成してもらいましょう。
さらに、解体費用の支払いは工事の完了後が一般的ですが、着工前に手付金を支払わなければならないこともあります。
しかし、融資金の入金時期は建て替え工事後であることに注意が必要です。

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まとめ

空き家の解体工事の費用目安は一般的な木造一戸建てで120万~180万円であり、ローンが利用できます。
利用できるローンの種類は、住宅ローン・解体ローン・プロパーローンです。
利用に際しての注意点は、融資までに時間がかかることや入金時期が建て替え工事のあとであることです。
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