建物構造が鉄骨鉄筋コンクリートのメリットとデメリット!おすすめの方は?

建物構造が鉄骨鉄筋コンクリートのメリットとデメリット!おすすめの方は?

近年、建物構造の技術も進化しており、大きな地震が発生する予測などから耐震性を気にする方も少なくないでしょう。
鉄骨と鉄筋コンクリートを合わせた建物は耐震強度が増し、倒壊しにくい特徴を持っています。
そこで今回は、鉄骨鉄筋コンクリートにはどのようなメリットとデメリットがあるのかと、おすすめの理由やどんな方に向いているのかも合わせてご紹介します。
不動産の購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

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鉄骨鉄筋コンクリートの建物構造にはどんなメリットがある?

鉄骨鉄筋コンクリート造の大きなメリットは2つあります。
1つ目は、建物構造のなかでもトップクラスの耐久性が確保されることです。
RC造にさらに鉄骨を合わせるため、より強度が高まります。
鉄骨は軸組み構造のため、地震の揺れを分散できます。
そのため地震が発生しても建物が歪みにくく、倒壊する可能性が低いのが特徴です。
また躯体に木材を使っていないので燃えにくく、火災の際に逃げる時間が増えることもメリットです。
2つ目は、柱と柱の間隔が広く、開放的な空間を実現できることが挙げられます。
鉄筋コンクリートに鉄骨をくわえて補強するため、柱を小さくでき、柱と柱の間隔を広く取れます。
そのためRC造よりも、部屋の面積を広くとれるのです。

鉄骨鉄筋コンクリートの建物構造にはどんなデメリットがある?

鉄骨鉄筋コンクリート造のデメリットは3つあります。
1つ目は、建築費用が高額な点です。
鉄骨と鉄筋コンクリートを合わせて使用するので、その分材料費が高くなります。
また工程も複雑になるので、工期が長くなる分だけ人件費もかさみます。
2つ目は、防音効果が薄いこともある点です。
防音性そのものは高い構造ですが、鉄骨を使って補強するため壁の厚さを薄くできます。
そのため壁が薄い場合は、鉄筋コンクリートよりも防音効果が劣ることがあります。
3つ目は、4Gや5G以外のモバイル電波は入りにくい可能性があることです。
利用している電波や機種によって電波の入りにくさは異なりますが、モバイルWi-Fiなどを利用されている方はとくに気を付けたいポイントです。

鉄骨鉄筋コンクリートの建物構造はどんな方におすすめ?

鉄骨鉄筋コンクリート造は、耐震性などの安全性にこだわる方、経済的に余裕のある方におすすめできます。
まず高層建築物にも使用されるほど強度が高くて安全な建物構造なので、住宅性能を重視する方にはピッタリです。
また同じ壁の厚さであれば防音性はRC構造よりも高いので、静かな環境を叶えたいという要望も叶えられるでしょう。
室内の面積も広くしやすいので、開放的な大空間を実現したい方にもおすすめです。
しかし、コストもトップクラスで高いため、予算に余裕がある場合に限って選択したほうが賢明です。

まとめ

鉄骨鉄筋コンクリート造は、耐震強度が優れており、広い空間を実現できるメリットがあります。
しかしコストが高い、壁の厚さによっては防音性がそれほど高くない、モバイル電波が入りにくい可能性があるなどのデメリットもあります。
そのため住宅性能を重視し、かつ予算に余裕のある方におすすめです。
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