購入したばかりの新築物件をすぐ売却したい!高く売る方法や注意点を解説
新築物件を購入したばかりでも、やむを得ない理由からすぐに手放さなくてはならないケースがあります。
新築物件のメリットを活かして高値で売却するには、売却のタイミングやコツをつかまなければなりません。
そこで今回は、買ったばかりの新築物件を高値で売却する方法や注意点を解説します。
新築物件をすぐ売却する際に高く売るコツ
完成してからまだ誰も住んでいないことと、完成して1年以内であることの2つを満たす住宅が、新築物件とよばれます。
そのため、新築を武器にして高値で売却するならば、価値が下がる前に早期売却するのがおすすめです。
一般的に、住宅は築年数が古くなると、その年数に応じて価値が下がっていきます。
一戸建ての場合だと、築5年で新築の70~80%程度、築10年で新築の50~60%程度が相場価格です。
マンションの場合には、築5年で新築の80~90%程度、築10年で70~80%程度が相場価格となります。
近年では、地価の上昇といった売却に有利な要素もあるため、早期売却を目指すのがおすすめです。
新築物件をすぐ売却する理由をどう説明する?
買い手候補から、新築をすぐ売却することになった理由について質問されたら、正直に回答しましょう。
実際の理由で多いのが、「転勤などの仕事の事情で遠方に引っ越すことになった」「離婚のため広い家が不要になった」というものです。
また、コロナ禍での収入減が原因で住宅ローンの返済が難しくなり、やむを得ず売却するケースもあります。
そのほかにも、騒音や隣人との関係がトラブルに発展し、売却を決断するケースもあるでしょう。
理由によっては購入希望者が減ってしまうかもしれませんが、本当の理由を隠して買主に損害を与えてしまうと、賠償請求をされることもあります。
理由を正直に伝えれば、住宅自体に問題はないと分かってもらえるので、不当な値引きを要求されることもありません。
新築物件をすぐ売却する場合の注意点
完成してから間もない住宅であっても、一度人が住むと新築ではなく築浅の扱いになり、売却価格も大きく変わります。
築浅物件だと、買主のメリットが少なくなり、その分だけ値引きを求められやすくなる点に注意しましょう。
また、売却するには、住宅ローンを完済しなければならないため、売却金でローンを完済できないオーバーローン状態の場合には、手持ちの資金や新しいローンが必要になります。
ローン返済以外にも、売却にかかるさまざまな手数料や税金の支払いといった出費も必要になる点にも注意してください。
さらに、住宅に損傷や不具合がある場合には、それを買主に伝えなければ契約不適合責任に問われ、契約破棄や損害賠償請求をされる点にも注意しましょう。
まとめ
新築物件を高く売るためには、早期売却するのがおすすめです。
買主から新築物件をすぐ売却する理由を聞かれたら、転勤・離婚・トラブルなど正直に答えましょう。
売却時には、一度でも人が住むと新築ではなくなる点、住宅ローンを完済する必要がある点、新築でも不具合があれば契約不適合責任を負う点には注意してください。
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