不動産を売却するのに遠方のケースは?方法・手続きの流れ・注意点も徹底解説
この記事では、不動産を売却するのに所有者が遠方に住んでいるケースはどうするのか、具体的な方法や手続きの流れ、注意点も解説します。
土地や家屋を売りたいけどどうしようかわからない方にもきっと役立つ記事です。
ぜひ参考にしてください。
不動産を売却したいが所有者が遠方に住んでいるケースの対応方法
土地や物件を所有していても所有者が遠方に住んでいるケースも珍しくありません。
準備はなにから?
この場合、まずは不動産売却のために該当物件や土地が売れるのか、価格はいくらくらいなのか査定をしてもらいます。
税金などの勉強も
また、該当物件や土地を売って利益が発生すると譲渡所得課税が発生するため、納税についてもある程度知っておくほうが良いです。
確定申告の必要性や申告時期もおおまかに調べておきましょう。
不動産売却・遠方の方がする手続きの流れ
不動産売却をしたいが遠方に住んでいる方は、以下のような手続きの方法や流れになります。
●査定してもらう
●残置物などの処分
●鍵の取り扱いを決める
●媒介契約や売買契約の締結
●決済と引き渡しをおこなう
引き渡しは平日ですがどうしても現地に行けない場合、「委任状」を作って代理人に対応してもらいます。
他には、売買契約書を、売り主、買い主、不動産後業者の三者間で郵送しあってやりとりする「契約書の持ち回り契約」という方法もあります。
また、依頼費用はかかりますが「司法書士に依頼する」やり方も知っておきましょう。
不動産売却・遠方の方が知っておくべき注意点は?
不動産売却をしたいが遠方に住んでいたり現地に行けないケースでは、いくつかの注意点があります。
できれば4回は足を運ぶ
該当物件や土地から遠くにいる方でも、できれば4回ほどは現地に足を運ぶことをおすすめします。
具体的には「隣地との境界が不明確で測量をおこなう時」や「査定をしてもらう時」、「売買契約をかわす時」、「決済をおこなう時」、「不動産を引き渡す時」です。
実際に売る方と買う方の顔を見たほうがあんしんできるという方も多くいます。
残置物の片付けがあれば現地に行く回数はさらに増えるでしょう。
営業の状況を聞く
また、該当の土地や物件が売れそうか、売り値は適切なのかといった営業報告はそのつどきちんと聞いておきます。
どのような販売状況かがわかれば売る側も安心できるからです。